本尊十一面観世音菩薩立像

円光を負い屈臂した左手に華瓶を持ち、右手を開掌垂下させ蓮華座上に立つ。
頭髪にわずかに彩色を施すほかは全身を素地のまま仕上げ、薄く赤色系顔料を付す。いわゆる代用檀像の作例で鋭く洗練された彫技が全身に見られ鎌倉時代の作と考えられ、専門研究家からも高く評価されている。春日井市指定文化財となっている。

仁王像

永正7年(1510年)京都七条仏師康延作の体内墨書がある。檜寄木造で阿形(丈275cm)は左手に独鈷を握っている。吽形(丈270cm)と対象型で室町時代の守門神仁王の巨像として量感あふれる。春日井市指定文化財となっている。

毘沙門天・不動明王像

いずれも制作年代は室町時代で十一面観音菩薩の脇侍として三尊形式で安置されている。春日井市指定文化財となっている。

三十三応現身像

各地に祀られる三十三観音の原型が三十三応現身ともいわれ、「観音経」の中に観音が様々な姿に変化して衆生を導き、これを念ずれば厄難を逃れ福徳を得ることができると説かれている。

室町時代前期頃の作と考えられる。

その姿は岩座に直立し印相を結んだり持物を執ったり三十三種にわたり様々に異なっている点に最大の特色がある。

仏像として現存するものは鎌倉の長谷寺など全国的に数少ない貴重な像である。

柄香炉

 

前机