盆の行事は8月13日から15日夕方まで3日間に亘り行われます。
もともとは、旧暦7月の行事でした。
家により多少の相違があるものの、明治以前から代々引き継がれている内容を古老のお話や、記録などを参考に取りまとめました。ご参考にされ、伝承して行かれればと思います。
もともとは、旧暦7月の行事でした。
家により多少の相違があるものの、明治以前から代々引き継がれている内容を古老のお話や、記録などを参考に取りまとめました。ご参考にされ、伝承して行かれればと思います。
お盆の準備
- 8月6日までにお墓の清掃
- 8月7日・8月14日 早朝お墓参り
- 8月12日までに松明(*)を作る
*松明(たいまつ)いり松で長さ約10センチ、小指の細さに割り、藁で2本ずつ縛ったもの
新盆の家庭は、迎え火用に108束、送り火用にその半分を、
その他の家庭では迎え火・送り火用にいずれも数束を準備する
精霊棚に必要な品物の準備
- 8月13日午前中に仏壇を清め精霊棚(*)を準備する
*精霊棚ご仏壇の前に小机を置き、その上にいぐさの茣蓙を敷き、位牌を仏壇から出して並べる。真ん中にハスの葉を敷く、代用としてサトイモの葉でもよい。
それぞれの位牌の前に薄板を敷きお膳とし、かわらけ(土器のお皿)・おがら(麻幹)で作った箸を置く。
杖1本(おがらで40センチくらい)を作る。
向かって左に、茄子におがらで足を付けた馬を作る。
その後、花瓶にお花(しきみ・みそはぎ)を供える。
迎え火
8月13日夕方新盆の家・・・・・・各島で指定した場所
その他の家・・・・・玄関前
それぞれ準備した松明に火をつけ精霊を迎える
精霊のお供え
| 13日 | 14日 | 15日 | |
| 朝食 | 丸餅(各お位牌毎に2個ずつ) 柿の葉にあんこ(又は小豆)、なければ饅頭でもよい | (早朝にお供えする) 白米 味噌汁(茄子、里芋、カイワレ大根、ごぼう)又は、とうがね汁(里芋、ごぼう、油揚げ、茄子、豆など丸いもの7種) | |
| 昼食 | お迎えするとき、 お水を供える | 白米 茄子の味噌和え かぼちゃの煮つけ | うどん・冷麦 <3時、おやつとして> だんご各お位牌毎に2個 |
| 夕食 | 新茶 白米(小豆飯) 味噌汁(里芋、茄子、ささげ、ごぼう) | 白米 澄まし汁 | 白米(又は粥) ぬき菜汁 <お土産として> 茄子、蓼(たで)のからもみを柿の葉に乗せる |
- 毎食のお供えは2時間ほどで下げ、お茶を供える
- お供えは季節の精進材料を用いると良い
- 15日朝、精霊は八坂の市へ、帰る時の土産を買いに茄子の馬に乗って行かれるため、家人は早く起きてご飯に味噌汁を作って送り出す。買い物を済ませて帰られる頃うどんをお供えする。(買い物は、ノミの皮とシラミの皮で、この皮をつなぎ合わせて雨具を作るといわれる。)
送り火
8月15日 夕方位牌を仏壇に収めた後、茄子馬・土産物とお膳・箸などは精霊用の杖を添えて表に出し、玄関前で松明に火をつけその火で線香を焚き、線香2~3本を馬の背に立てて送り出す。
精霊流し
各島で指定した川などに流していたが、環境保護のため最近では各家で処理されている。
