圓福寺略縁起

尾張西国第九番札所、八百比丘尼生誕地

当山は養老7年(732年)開創と伝えられ1290年余の歴史をもち鎌倉、室町時代には七堂伽藍、麓には十二坊を構えたといわれます。
伊勢安濃津の商人益直が旅の途次当地を訪れ海中湧出の観音像を拾い上げ帰国するも船が着岸せず、夢のお告げを受けて松島(当地の旧名)の山上に三間四面の堂を設け尊像を安置し縁福寺と号しましたが、神亀五年(728年)行基が当地方遊行の折り、「圓福寺」の扁額を掲げて改称し遠近僧俗の崇拝を集めました。

それ以降平安、鎌倉期には至る資料は稀少ですが、ご本尊をはじめ現存の主な佛像は鎌倉後期頃のものであり、室町期は当時の最繁栄時代で佛画、佛具等の寄進も数多く仁王像も永正七年(1510年)に造立されました。しかし天正年間の兵火により大半が焼失衰微をたどりましたが、ご本尊、仁王像は寺僧の転機によって難を逃れ、徐々に再興が図られて今日に至っております。高蔵寺ニュータウン開発に伴い当山周辺も大きく変貌しましたが、幸い二万平方メートルの「観音様の森」は往時の緑に包まれ、千二百年余の昔に観音菩薩が夢告された妙法弘宣の霊地として終日参拝者が絶えません。

 「おもくとも かろくのぼれよ 仁王坂 九ほん浄土を 見るにつけても」この山に伝わるご詠歌の如く広く皆様が気軽にお詣りくださって末永く幸せを得ていただけることを念願しております。
 
ご利益  祈願全般
拝観料  拝観無料
所在地  (〒487-0034) 春日井市白山町9-1-3
交通    JR中央線高蔵寺駅より2km。名鉄バス円福寺前、又は藤山台南下車 徒歩5分。
駐車場  無料・50台
照会先  (0568) 91-6500

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